食べる順番ダイエットの抜け穴

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食べる順番ダイエットというのは、最初に野菜や食物繊維を食べて、その次にタンパク質、最後に炭水化物(糖質)を順番に食べることで痩せられるというもの。でもこの食べ方は、栄養補給という面で非常にもったいない。

糖質、脂質、タンパク質は三大栄養素と言われて、この中で血糖値を上げるのは糖質です。

前回でもお話したように、糖質を摂取すると太るのは、血糖値が上がった時に膵臓からインスリンが追加分泌されて、血糖を脂肪に変えて体に蓄積してしまうから。

食べる順番ダイエットで、最初に野菜や食物繊維を食べるのは、栄養の吸収を悪くすることが狙いです。栄養の吸収が悪くなっている状態だと、糖質の吸収が阻害されるので、血糖値が上がりにくくなります。そうすると、インスリンの追加分泌を抑えることができるので、脂肪が蓄積しにくいんですね。

この仕組みを知ると、最初に野菜や食物繊維を食べるのは、ダイエットに効果的だと思うでしょうが、血糖値を上げるのは糖質だけなのですから、タンパク質や脂質よりも先に野菜や食物繊維を食べる理由はありません。

むしろ、タンパク質には必須アミノ酸、脂質には必須脂肪酸という人間が生きていくためには、食べ物から絶対に補給しなければならない栄養素が含まれていますので、この必須の栄養素の吸収まで食物繊維に邪魔されるのは問題です。

食物繊維が栄養の吸収を阻害するので、絶対に補給しなければならないタンパク質などは、食物繊維よりも先に食べた方が良いでしょう。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がある

水溶性は消化物をベールのように包み込み、栄養素の吸収を妨害します。(吸収を遅らせます)
でも、大腸で水分を吸収される時に、同時に栄養素も吸収されます。

不溶性は繊維の中の小さな穴に、栄養素を取り込む(吸着する)のです。
で、結果的には栄養吸収を阻害しているのです。
(ですが、穴の表面積にも限りがあるので、すべての栄養を吸着できません。)

特に脂質と脂溶性ビタミンは粘着性が高く、食物繊維に多く吸着されますが、粘着性の無い水溶性の栄養素(アミノ酸、糖質、水溶性ビタミン、ミネラル)は、ほとんど体内に吸収されてしまいます。

なので阻害される量以上の栄養素を食べれば良いということです(^^)

食物繊維の糖質の吸収が阻害される分良く見えますが、取りすぎはデメリットにも繋がるので食物繊維について追って次回の記事を更新したいと思います:D




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